2015/10/12 Category : 燦國恋歌 燦國恋歌 第2章 ふぅ。息をつき、俺は帚を持つ手を止めた。じっとりと額にしみ出してきた汗を帚を持っていないほうの、手の甲で拭う。……暑い。俺が燦へ異世界トリップしてから今日で丸一ヶ月。季節は微妙に秋へと移り変わっているものの、まだまだ暑い。この燦って国は、気候は日本と似ているようだ。四季がある。梅雨もあるらしいし、もうすぐしたら台風もやってくるそうだ。そして、残暑が厳しい。本当、勘弁してくれよこの蒸し暑さ。思いながら、俺はまだまだギラギラしている太陽を目を細めつつ仰いだ。俺は今、薪を割ったり皇宮の庭の掃き掃除をしたりと、まぁ有り体に言えば召し使いって奴をやってる。皇宮にいるつもりなら働け、とあの美しい玲慶陛下、の弟である煌仙さんが言ったからだ。ちなみに、陛下とは最初に会った時以来全然会えていない。まあ召し使いと皇帝じゃ滅多に会うこともないんだろうが。たまには会いてぇな……なんて思ったり。「ちょっと」声が聞こえた。でも、多分呼ばれてるのは俺じゃないだろう。そう思って気にせず掃除を実行していると、また呼ばれた。「ちょっとそこの格好いいお兄さん!」くるり。反射的に俺は振り返った。現金だね俺も。 振り返った先には案の定いつものガキがいた。齢は13歳、大きなつり目に茶色の猫っ毛が特徴のこのガキは名を楊笙(よう/しょう)という。俺同様、皇宮の召し使いだ。召し使いの中では俺らが一番の新入りということもあってか、こいつは俺によく懐いている……いや、絡んでくる。「で、何」振り返ってから、俺は笙に問う。笙はゴミが満タンに詰まったでっかいゴミ袋を3つ、俺に指し示した。そして、にっこりと満面の笑み。「これ、捨てんの手伝って」……ほらな、やっぱり。こいつがちょっとでも耳に心地いいことを言うと思ったら、大抵これだ。正直、面倒くさい。だって俺、ここの掃除あるし。「なぁ、頼むよ千早ぁ。 俺たち友達だろ?」俺の心の動きを敏感に読み取った笙が、胸の前で両手を合わせ、上目遣いで俺を見てきやがる。いや、かわいくねーよ、おまえがやっても。あ、けどこれがもし玲慶さまなら……って何考えてんだ俺。危ない危ない。俺、雷に打たれた衝撃で頭に何らかの障害でも負ったのかな。俺は目の前に据えられたゴミ袋3つに目をやった。これを全部ガキに持ってけってのはまあ確かにあんまりだよな。「……仕方ねぇな。手伝ってやるよ」俺はいかにも渋々だという表情をつくり、ゴミ袋をふたつ持ち上げた。* * *俺と笙は、俺がふたつ、笙がひとつゴミ袋を持っててくてくとゴミ捨て場への道を歩いていく。ゴミ捨て場があるのは皇宮の端っこ。ったく、遠すぎるっての。しばらく歩くと、ようやく目的地が見えてきた。ゴミ捨て場にゴミ袋を投げ捨てると、俺はくるりと踵を返す。早く戻って庭の掃除しねぇと。ゴミ捨てを手伝ってやったんだ、笙にも手伝わせよう。と、よからぬこと(でもないと思うけど)を考えながらもと来た道を引き返そうと足を一歩踏み出したとき。笙が俺の袖を引っ張った。「ち……千早、あ……あれ……」そう言う笙の声はひどく震えていた。おれは笙があれ、指し示したほうを見た。そこでは、何人もの衛士が倒れていた。そして、夥しい血。それを見た途端、血の気がサーッとひいた。え、これ……死体……なのか?死体なんてお葬式くらいでしか見る機会のない安全大国日本で育った俺は、目の前の変死体にもうどうしたものか全く分からない。しかも、その場に在ったのは死体だけじゃなかった。衛士達を殺ったと思しき男達がこっちを見る。そして、俺達に近付いてくる。俺はガタガタ震えている笙をとっさに背中に庇った。俺のその背中にも、つう、と明らかに暑さからくるものではない汗が流れる。何だこいつら、刺客か?いやでも刺客って、本来夜に来るもんなんじゃねぇの?白昼堂々って、こいつらちょっと馬鹿じゃね?こんな非常事態だというのに、いや、俺の場合は、非常事態だからこそ、なのか? とにかく、頭は意外と冷静だった。一瞬でいろんなことを思った。けど、今は全部どうでもいいや。俺はお誂え向きにゴミ捨て場に置いてある帚を手に取った。そして、背中に庇っている笙に言う。「確か軍の鍛錬場がこの近くだったはずだ。 笙、おまえは応援呼んでこい」「え、でもおまえは?」「戦う。大丈夫だ。多少は武術の心得があるから。 だから早く行け、わかったな」俺の言葉に笙は震えながらも頷き、全速力で駆けていった。* * *「……さて」俺は帚を構え、刺客に向き直った。いや正直、すっげぇ怖いんだが。けどここで負けたら多分俺、こいつらに殺される。だったら、もう腹括るよ俺は。相手の一瞬の隙を突き、相手の鳩尾を帚の柄で思いっきり突く。ぐぇっとかいうカエルが潰れたような声を出し、相手はくずおれ、刀を取り落した。俺はすかさずその刀を拾う。俺は幼い頃からずっと剣術を習ってきた。全国の高校生の頂点に立ったことだってある。ま、それが実戦経験豊富な刺客さまにどれほど通用するのかは分からないけど。でもやってやる。奪い取った刀を正眼に構える。刺客その二が斬り掛かってきた。刀と刀がぶつかり合い、火花が散る。俺は円を描くように刀を動かし、なんとか相手の攻撃を流した。そして相手の左側に回り込み、腕を掴んで引き寄せ、脇腹を突く。気配を感じて振り向くと、喉元に刺客その三の刀の切っ先があった。やば。のけぞってそれを躱す。相手はすぐさま、更に打ち込んでくる。容赦ねぇなこの人。俺は今度は、しゃがむように腰を落としつつ上半身を右に傾け、躱す。と同時に、右手の刀を握り直し、一気に相手に繰り出した。確かな手応え。……決まった。「クソッ、死ねこの野郎っ!」叫びながら、最後の一人が突進してくる。けど、分かっちまった。こいつ、口では勇ましいこと言ってるけど、内心やけくそだ。目がいっちゃってる。俺は低いところで刀を振るい、相手の足下を払った。体勢を崩した相手に、刀を突き立てる。奴は、ぐっと呻いてその場に倒れた。* * *もう刺客がいないのを確認すると、俺は刀を捨てた。刀が地面に落ち、硬い音を立てる。地面に落ちる刀の後を追うように、俺も膝をついた。今更ながら、手が震えてる。だっていきなり死体だぜ?そんでもって刺客だぜ?怖かった。けど、それだけじゃない。俺、人を……。人を、殺し……いや、そんなに深く刺してはいないから死んではないと思う。けど、いくら相手が刺客だったとはいえ、俺人を刺したんだ。俺は俯いて、震える右手で同じく震える左手を強く握った。後ろからパン、パン、と音がする。人が手を叩く、乾いた音。俺はのろのろと顔を上げた。そして後ろを振り返る。「すげえじゃん、おまえ。 ていうか折角来たのに俺の出番ほとんどなかったじゃねーか」俺に賞賛の拍手を浴びせてくれながらそう言う、笙が呼んできたと思しき男。俺は立ち上がって、笙とその男のほうへ歩いていった。うわ、でか。それが、その人に対して抱いた俺の第一印象だった。この人俺と並んでも軽く7~8センチは高い。おまけに顔つきも精悍だ。「おまえってさ、確か陛下が拾ってきた土左衛門だよな? こんな強ぇなんて意外だ」男がそう言ってにかっと笑う。あ、結構笑うと可愛い……失敬、親しみやすい顔になる。いや、ていうか俺土左衛門じゃねーし。生きてるよ、この通りピンピンしてるよ、全く、失礼だな。* * *「なあ、何でそんな浮かない顔してんの? 千早、手柄立てたんじゃん。もっと喜びなよ」笙が怪訝な顔で見上げてくる。「……だって俺、人を刺したんだぜ」俺は相当ひどい顔になっているらしい。その原因は多分、生まれて初めて人を刺したショックだ。俺がそう言うと、笙はますます怪訝な顔をした。「刺したっつっても相手は刺客だよ?」「刺客とか刺客じゃないとか、そういう問題じゃねぇだろ」「全然わかんないんだけど。千早の言ってること」睨めっこ大会みたいになっている俺と笙の頭に、さっきの男がぽんと手を置く。俺と目が合うと、男は言った。「刺客を斬るのは褒められるべきことだ。 だってそうしないと陛下が殺されてたかもしれねえんだからよ」俺は男の言葉に頷いた。確かに、それはそうだ。この人の言うことは間違ってない。それでも顔の冴えない俺に、けどな、と男は笑う。「分からんでもねぇよ、おまえの気持ち。 刺客っつっても人だからさ、そういう気持ちを持ち続けることは、人として、悪くないと思う」この男があんまり屈託なく笑うから、俺もつられて笑ってしまった。小さく、そうだよな、と言う。おまえのおかげでちょっと心が軽くなった、と礼を言おうとして気づいた。そういやまだ名前聞いてねぇ。男もそれに気づいたらしい。「お、ごめんまだ名乗ってなかったな。 俺は蓮白狼(れん/はくろう)だ。白いオオカミって書いて白狼。 燦軍の軍侯だ。今みたいに戦のないときは都の警備とか鍛錬とかしてる」男はそう名乗った。軍侯ってのは、大体千人くらいの人数で構成される、曲っていう軍団の長のことだそうだ。ちなみに燦の軍には上から軍(一万人以上)部(数千人)曲(千人)閭(百人)という単位がある。名乗り終わった後、白狼がえーと、と言って頭を掻く。そして、決まり悪げに言った。「おまえの名前も教えてくれねぇか? 悪ぃ、俺、おまえのこと土左衛門としか知らなくてさ」……そんなことだろうとは思ったけどさ。「千早だ」「ちはや? 変わった名だな。この国の人間じゃないのか?」白狼が目を丸くする。「はは、まあ元はね」俺は曖昧に笑った。* * *「つーかおまえ、本当に強ぇよ。 軍入れよ、軍」白狼が言う。「い……いや、そ、そんな、とんでもない」俺は慌てて首を横に振った。そんな俺を、白狼と笙が未確認生命体でも見るような目つきで見てくる。「何でだ? おまえくらい強かったら、いきなり閭長くらいにはなれると思うぞ? というか、俺は自分の部下に是非欲しい」白狼の言葉に、俺じゃなく笙が目を輝かせる。「本当、それ?! すごいじゃん、今すぐ入れよ千早!」俺は二人に向かって再度首を横に振った。「……いやいいです。遠慮しときます」本当は、遠慮とかじゃなくて心の底からノーサンキューだ。「何で? 男ならみんな、軍に入って手柄を立てることを夢見るじゃん。 しかもいきなり百人の兵を束ねる閭長とか、誰だって飛びつくような話なのに」二回も軍に入ることを拒否した俺に、笙は元々大きく丸い目をますます丸くする。いや、だって軍っつったらさ。「死ぬかもしれねーじゃん、戦争なんか行ったら。 死ななくても、片腕なくなったり眼帯になったりするじゃん。 嫌だよ痛い目に遭うのは! つーかどうすんの右腕なくなったら! 字も書けねーし飯も食えねーじゃん! 自慢じゃねーけど俺左手は全然使えねーんだから!」「ぶわっはっはっは!」一瞬置いて、白狼が腹を抱えて大爆笑しだした。俺、そんなに変なこと言ったか?「千早、おまえ本当に変わりモンだな。 土左衛門になって陛下に拾われたこともそうだけどよ、あんなに腕が立つ癖して痛い目に遭いたくねーとか戦は嫌だとか」言いながら、まだ白狼はくっくっと笑っている。ひとつ、訂正したい。俺は土左衛門になりかけはしたが、なってはいない。土左衛門になってたらそれただの水死体だろーが。「まぁいいや。けど俺もこんな逸材逃す気はねーからな。 おまえの気が変わるまで勧誘しにくるから覚悟しとけよー?」そう言って、白狼は手を振り去っていった。いや、何度勧誘しても無駄だって。何で好き好んで痛い目に遭うようなとこに行かなきゃなんねーんだよ。* * *夜。俺はそーっと寝室を抜け出した。寝室っつってもあれだ、使用人用の雑魚寝部屋。最初のうちは抵抗もあったけど、どうやら俺は素晴らしく順応性が高いらしい。すぐに慣れた。最近は、一緒に寝起きすることで同僚の陳さんや王さんとも仲良くなれたし、なかなかいいんじゃないかな、とすら思う。で、それは置いといて。俺は熟睡してる陳さんや王さんを起こさないようにそーっと寝室を抜け出した。手には肉まん(という言い方は燦じゃしないだろうが)。あいつへの差し入れだ。もう、優しいなあ俺って奴は。あいつってのは笙のことで。あいつは今、物置き小屋、別名お仕置き小屋にいる。恐らく夕飯ももらってないはずだ。皇宮の厨房にて発生した生ゴミをゴミ捨て場まで捨てに行くという崇高なる任務を果たした後迅速に戻ってこなかった咎で。まあでもそれって、今回ばかりは仕方なかった部分があるし。だって途中にあんな有害危険ゴミがあれば……なぁ?俺は外へ出た。夏にしては珍しく、空気の澄んだ、月の美しい夜だった。俺が日本で見てたのと同じような月が、この異世界にもあるんだな、と少しばかり感慨に耽りながら、俺は物置き小屋へと足を進める。実は俺もそこには以前に閉じ込められ済みなので道順はしっかり頭に入ってる。途中、人工池(といっても船浮かべられるくらいにでかい)に張り出した釣殿が見える。夏の間は多少なりとも涼しいその釣殿でよく宴が催されたりもするらしいけど、今日はそんなものはないようだ。俺は何の気なしに釣殿を見上げた。あれ、誰かいる。誰だろう、と思って目を凝らしていると、どうやら向こうも俺に気づいたらしい。「千早」釣殿の人影が俺の名前を呼んだ。耳をくすぐる、甘くかすれたような声。忘れもしない、俺の拾い主の声だ。前屈みになって柵に体重を預け、こっちを見ている。「……玲慶さま」俺が言うと、彼がくすりと笑ったのが気配で笑った。上がって来いと、玲慶さまが手で合図する。あー……、笙への差し入れ。そうは思ったが、心の中でごめんと笙に謝りつつ俺は玲慶さまに従った。* * *促されて、玲慶さまの横に座った。目の前には茘枝が盛られた器がある。茘枝は玲慶さまの大好物らしい。「昼間は、大活躍だったそうだな。 おかげで俺は危険を回避できた。 ありがとう」玲慶さまが微笑う。「あ、いえ。ていうか……ちょっと不用心すぎやしませんか」言いながら、俺は辺りを見回した。ざっと見たところ、近くに護衛官みたいな人は見当たらない。昼間、刺客に見舞われたばっかりだというのに一人でふらふらしてて大丈夫なのか。そんなことを遠慮がちに言うと、玲慶さまは笑った。そして、釣殿から見える塀の向こうを指し示す。「あの塀の向こうには数えきれないほどの衛士がいる。 それから、皇宮内にもたくさんの近衛兵が詰めている。 そうそう滅多なことは起こらないさ」「……でも、現に昼間は衛士全滅してましたけど」「おまえが助けてくれたじゃないか」そう言って、玲慶さまは笑った。囁くように発せられたその言葉に心臓がどくん、と踊る。* * *何も言えないでいる俺を尻目に、玲慶さまはそれに、と言葉を続けた。「それに、皇宮内外の武官は皆、この俺一人を守るためだけに居るんだ。 彼らが必ずや俺を守ってくれると、俺が信じてやらなきゃどうする。 ま、どうせ今もいないように見えてるだけでこの近くに5、6人はいるさ」俺は、そう言ってははっと笑う彼を見た。月の光が、青白く玲慶さまを彩っている。長い睫毛の陰や、着物の袷から覗く弓なりの鎖骨の陰影が、くっきりと浮かび上がっていた。初めて会った時の印象そのままに、美しい人だ。でもただ綺麗なだけじゃないんだ。この人は、一国の皇帝。為政者なんだ。“俺が信じてやらなきゃ”為政者が発したこの言葉は、俺が思っている以上に深いものなんだろうな。「そういえば」玲慶さまに勧められ、口の中に頬張った茘枝を飲み込んでから、そう切り出した。ん? と玲慶さまが首を傾げる。「いや、その……今って、夜じゃないですか」言い出したはいいが、俺は早くも切り出したことを後悔した。どう言ったらいいんだ。ほら、だって玲慶さまって皇帝じゃん。皇帝とか王様とか将軍っつったら、夜は美女を侍らせて……とかさ。……てか本当、何言ってんだ俺。夜という単語と、歯切れの悪い俺の口調、俺のお年頃から、玲慶さまは俺の意図するところがすぐに分かったらしい。俺を見ていたずらっぽく笑った。「後宮には行かないのかって?」「いや……その……」やっぱ言うんじゃなかった。「生憎、俺の秘密の花園は今は無期限休業状態だ。 独身、というか男やもめだよ、俺は」瘤つきのな、と玲慶さまは言った。* * *「へ?」目の前の美人と、男やもめという、こう、何か生活に疲れた感のする語句がそぐわなくて俺は思わず間抜けな声を出してしまった。余程それが面白かったのか、玲慶さまは笑っている。笑いが収まったところで、彼は茘枝をひとつ口に含み、視線を冴え冴えとした月に移した。「俺の妻は、今頃はあの月にいるのかな」「月に……?」「死んだんだ、3年前に」月を見上げたまま、玲慶さまが言う。その口許はもう笑っていなかった。「俺のせいだ。俺が殺したようなもんだ」殆ど吐息に近いくらいの、俺に聞かせるというよりは独り言のような声。どういうことですか。そんな言葉が喉元まで出かかった。だけど、俺がその問いを口にするよりも玲慶さまが次の言葉を発するほうが早かった。「ごめん。 変なことばっかり喋り過ぎたな。 その饅頭、誰かに持っていく途中だったんだろ? 引き止めて悪かった」そう言う玲慶さまの顔にはさっきまでの笑みが戻っていた。本当は、ついさっきの言葉は一体何だったんだと聞きたかった。けど、その如才ない笑みが、俺がそれ以上彼の心に踏み入ることを拒絶しているようで。俺はそれ以上何も聞けなかった。俺は玲慶さまに一礼すると、肉まんを手に彼の前を辞去した。 [0回]PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword